こんにちは。
札幌は冷夏といってもいいほど。
本州と足して2で割りたいくらいです。
夏らしい日はこれから来るのかもね。(^-^)
今日は小噺。
どうも最近、似たようなご相談が多く。
相手変われど易者変わらず……のようになっているので書いておきます。
鑑定においでになった方は思い出してくださるかもしれませんね。
私の得意とするところ、四柱推命では弱る時期と強気でいける時期がわかります。
弱る時期には疲れやすくなったり、精神的にデリケートになります。
困ったことが起こるのは稀です。
同時に動いている星の影響に依りますが、自身のコンディションの問題です。
弱って疲れているから普段なら動じないことに胸騒ぎを覚えたり、
デリケートになっているから心配事をより深刻に捉えてしまいます。
また、人恋しさからかまってもらいたくてダダをこねる人もいれば(本人には自覚がない)、対人そのものにあてるパワーが出ず一人で過ごすけれど心はやはり人恋しかったり……
余裕がないのです。
例えていうなら、行楽帰りなど疲労困憊時のお買い物。
余裕があるときは機能やサイズ・色、好みがどうか、納得がいくまで検討できるし、その行為自体を愉しめますよね。
けれども疲れて身心共に余裕がないときは、もう面倒くさいから~とパッと目についたものを手にしちゃう。
それはしっかりと検討することを放り出したようなもの。
そう、弱ると正しい判断ができないのです。
(※注:正しいというのは正義ではなく納得しているかどうか。)
弱る時期は重要な決断は見送り、よく食べよく寝て。
お風呂でゆったりもするのが望ましい。
自分を健やかに、気持ちよく整えることが必要な時期なのです。
養生を楽しみましょう♪
でね。
恋愛の相談などではこの弱る時期に入ると必要以上に心配したり、「もういいや!」と投げ出す感覚で別れを切りだしたり、手っ取り早い相手に逃避(!?)するケースを散見します。
もしくはお相手が弱る時期にあり、その影響で「連絡が途絶えた」とか「急に別れを告げられた」など。
そのようなとき命式(四柱推命で使う表:鑑定書)を読んでのご提案は「落ち着いて待て!」です。
弱る時期というのは一過性のものです。
年運ですとおよそ2年括りとなりますが、月運のみであれば1~3か月間。
長さは詳しく看ると人によって違います。
年と月との両方に弱る時期が重なると結構シンドイ。
それでもどん底期間は3か月です。
「落ち着いて待て!」
簡単なようでいて実は難しいですよね。
私は「待つ」ということは愛情表現の最たるものだと考えています。
子育てのよう。
早くハイハイできるようになってもらいたくても、よその子ができるようになろうとも、育児書で◎か月には~と書かれていたとしても、ハイハイができるようになるのはその子のタイミングです。
「昨日まではまだできなかったけれど、今日こそはハイハイできるようになるかも?」と信じ両親はサポートを続け、待つ。
辛抱強い愛。
自分の都合ばかり考えていてはできないことです。
ご自分が本調子じゃないとき、もしくはお相手が弱っていて様子がおかしいなら待ちましょう。
突然連絡が来なくなったからといって質問攻めにしたり、意地になってシカト返しすると多くの場合関係はこじれます。
別れを切りだされても納得していないなら「もう言っても無駄」などと勢いで承諾しないように。
必ず後悔します。
正直に「急にそんなこといわれても~考えるね」と感じたことだけ伝え、あとは落ち着くのを待ってください。
最終結論を出すのはそれからです。
少なくとも月運の、1~3か月間待てば必ず気分は変わります。
目にする季節もね。
そこでもう一度判断しても大丈夫なのですよ。
もちろん色んなケースがあります。
関係が不安定になった理由が「弱っている」だけではない場合もあります。
この2018年は戊戌の年で6月が戊午、7月が己未。
土に傾くことで弱る人がいます。
今、もっとも弱っているのは日干が戊己で身旺のひとと、日干が甲乙で身弱のひとです。
注)あなたの日干と、身旺か身弱かの生まれはこちらでお調べいただけますよ。
◆モバイル版:深愛の母*うたえ
http://utae.pocke.bz/
◆PC版:北海道の母うたえ
https://charge-fortune.yahoo.co.jp/bell/poutae/
月運のところで生年月日を入力してくださいね。
弱る時期というのは誰にでもあります。
いつでも野心的にガンガン活躍し、増やしてばかりいるのは不自然。
静養しコンディションを整えるべき時間(が弱ったように感じられる)も必要。
四柱推命はある意味、兵法でもあって。
弱る時期を狙って交渉を持ち掛けこちらの言い分を通すという卑怯なやり方も、しようと思えばできます。
言い換えると、自身やお相手の調子を看ることで不本意な事態にならないようにも使えます。
ハサミと何とかは使いようだとつくづく思います。
奇しくも今、西洋占でいっても火星が絶賛逆行中!
重ねていいますが『この夏は結論を焦らない方が良いでしょう』。
強気でいける時期についてのあれこれもありますが、話がくどくなる。
また、いずれ☆
札幌でも東京でも。
鑑定においでくださった方に伴走していますよ。
2018年07月18日
寒蝉鳴
posted by 占い師・羽妙(うたえ) at 10:37| 四柱推命(東洋占・旧アロマ占い番外編など
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