・2024年10月2日
開座 森下アトリエの「透かし顔」初日を観覧。
緊縛/有末剛
舞/黒田百合・佐倉萌・坂本博美・渡部みか…岡庭秀之
音楽/坂出雅海 ベース
人形師/清水恵里
演出・美術 岡庭秀之
10月2~6日 開演19:30
(森下アトリエ墨田千歳3-15-2・2階
いつもながら実験的で前衛的。
ここでしか見られない独特の世界観。
上演中は撮影NG。上演前の佐倉 萌さんをカシャ。
綺麗です。
蛸の絵が雑多に貼られた壁。
その上に百合が描かれた布を幕に、工夫が凝らされている驚きのセット。
天井からスキャンティ(!)がずらりと干され、和服・舞踏家・スクール水着の肢体たちに縄、ビニールプールプール。
フランスといいますか、ゴーギャンの絵を見ているようでしたよ。
【こぼれ話】
音楽担当の坂出さんのお嬢さんの漫画、「ノラの家」2巻は電子書籍でのリリースということでAmazonからぽち。
こちらは今年2月に入手していた「ノラの家」1巻。
東京タワーが出てきますよ🗼
(元麻布?や渋谷の風景も)
『作品内容:両親と過ごす幸せな誕生日を迎えるハズだった平沢実斗の日常は、交通事故によって一瞬で崩壊する。家族を、そして夢を失い、大切な記憶が残る住処すら手元から離れていく。そんな現実に抗い自らの居場所を守るために、戻ったはずの「家」は、犯罪者が集うシェアハウスになると告げられて…!?被害者と加害者、ともに社会に居場所を失った”ひとり”が集まるとき、止まっていた時間が再び動き出す。喪失と再生のマイホームドラマ。』※コミックシーモアのあらすじより
喪失と再生……ですと冥王星を想起するのですが、このお話からわたしは赦しや和解を感じています。
先日もブログに書きましたが、9月18日の月蝕。
12サインの最後である魚座の、その中でも終わりの度数域での月蝕で。
和解や手放しがキーワード。土のGTに水の月を冠した満月軸でKite.
いかに自分が大切にされてきたかを振り返り、過ぎし日の理不尽な仕打ちをも許し次のフェーズへと移る。
今年の冥王星に次いで来年の、外惑星連続移動の下地。
今の時代の、人々の心に通底しているものが反映されている漫画だと思うのです。
もしよかったら読んでみてください。
この続きも楽しみです。
【こぼれ話もう一つ】
舞台の打ち上げでお近づきになった圭子(@keiko31206)さんも宜しくなのです😊
圭子さんはたまたま隣に座っていて、明るくて気さくな感じ。
お喋りしているうちに、何と!この、10月2日より2ヶ月間東京に滞在するとのこと。
東京来てまだ初日なんですね、これから行きたい場所とかありますか?と、何の気なしに尋ねましたら真っ先に「東京タワー」と仰られたので、じゃぁ私は案内してしんぜよう~ということに。
そのうちお声がかかったら、東京タワー・増上寺・竹芝桟橋、余力があれば愛宕神社・虎ノ門&麻布台ヒルズにお連れするつもり。
10分か20分くらいの歓談でそう深い話はしないじゃないですか。
あとで圭子さんのプロフィールなどよくよく読ませていただいたら大切なひとを亡くされたというお辛いことがあった上で東京に挑戦しにきたご様子。
たくさん泣いたからこそひとはよく笑うのだろうと私は思っていて。
圭子さんも、その一人だったのかな。(勝手な愚察
大したことはできないけれどお節介お姉さんからの応援!
来月こちら、月蝕忌 「盲人書簡-上海篇-」にご出演なさるのだそう。
圭子さんの舞台を観てみたい!と思われましたらお申込みはこちらです。
https://www.quartet-online.net/ticket/moujin_gessyokuki?m=00ihafg
※公開されている画像をお借りしています。
2024年10月10日
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