昨日と一昨日の2日間、nico先生の心理占星術応用札幌講座を受けてきました。
今回のテーマはトランジットと古典。
心を科学するのが心理学、というお話から始まり、自分に視点を移すアドラー心理学の概念。
たとえばイジメの問題でもイジメ相手の話にはもっていかない、自分の問題を自分で解決する。
心理占星術でのホラリーは、そのための手立てとして自分の手の届く範囲の天体、古典のルーラーを採用するということ。
ほか、エッセンシャルディグニティーを加味してのコンサルテーションチャートの読み方、水瓶サインのこと、sp月相、サビアンvsドデカテモリーのお話しなどなど……大変勉強になりました。
ホラリーがおもしろくて。ハマりそうな予感です(笑)。
正直に申しますと……象徴をいかようにも読める西洋占星術では明確なYES/NOは出ないと思っていました。
特に、心理占星術は慈愛の占術だと私は思っているので。
東洋占ばりに容赦なくYES/NOが出るホラリーはツボりました。
~~を看たいときはどのハウスに着目するか、は、東洋で質問内容を噛み砕いて相当する通変もしくは貴人神殺の見極めをやるのと似ています。
ディグニティー。
その天体はどうしてそのサインだと高揚するかゲンナリ(笑)するか、自分なりに考えようと思います。
しかし、それ以前にまだ古典のルーラーがすぐに出てこないから……そこから勉強・精進です。(^-^;
この週末はちょうど柔軟宮GC新月のタイミングでもあって。
nico先生、ほんとうにいいときに来てくださいましたよ☆
柔軟宮GCの一番のネックといいますか、がっかりポイントは海王星。
木星はガス、天王星と海王星は氷でできている。氷はクリアにする。
海王星は真実を伝えてくる天体。
「ほんとうはきっとわかっている」。
インスピレーションやひらめき、気配で察している。
真実であろうはずのものを信じたいのに信じられないから怖い、不安の元凶です。
真実を知るまではモヤモヤ。
真実を知るとがっかり。
結局は信じられない、というのが真実。
けれども真実を受容すると「教訓」になる。
GCを構成している土星は必要以上に現実のシビアさを提示してくるけれど、信じたかったものの実態から「教訓」を得られれば不安は消える。
「自分の勘は当たっていた」ということがいくばくかの慰めになり、不安が消えても悲しいものは悲しい、
今回の新月の痛さはここにあるのですよね。
同時に、GCの外にある逆行火星は蠍の後半。火星が蠍前半なら他者の力を貸りにいく、他者と同化するために自分を消す「自分の思い通りにはいかない」という経験をあらわすものの、後半は一旦は自分のものになったものを否定し捨てて自分を取り戻す。
8月上旬、火星が射手に抜ける直前の「私を蘇らせる」に向けて、誰もがぐずぐずしつつ真実を受け入れていくところ。
火星=自分の感覚。やはり自分は騙せない!で自分を守るために「それ」を認めたり逃げたりしても良いのですよね。
あとね。
『海王星や冥王星は遠いからすごいものに見える。
けれど自分の主観で大きくて立派なものに見えても、近づくと小さい。』
思わず笑っちゃいました。
幻滅や思い込みを正す、というと大層だけれど
「なぁんだ、所詮それっぽっちかよ。」と話し言葉にすると結構あっさり。
これも一つの教訓です。
これから勉強しようと思っている方のお役に立てたら幸いです。
nico先生は次回の予告もなさっていましたよ。
職業占星術とMP(ミッドポイント)と健康のこと。
今からとても楽しみです!
そして同席のみなさん、大変お世話になりました!
受け取り方や注目ポイントはそれぞれだと思うし、多くの例題を読んでみんなで答え合わせ(?)ができるとより勉強が深まりますよね。
ASC・射手座、木星&ドラゴンヘッドのチャートの時間をメモっていてくださったT氏、すばらしいです。
どうもありがとうございます!
あのチャートでシンクロしていた方、どう読まれましたか?
しかも牡羊座同士。(^-^) 度数はどの辺りでしょう。
ご連絡先を訊いておけば良かったです。
ご面倒でなけばご一報ください。お茶しましょう(笑)♪
お菓子などもご馳走さまでした。
心理占星術のみならず、占いが好きな方ともっともっとお話がしたいです。

◆nico先生のブログ:心理占星術と未完成な日々
http://nicosmic21.blog.fc2.com/札幌講座についての記事:
http://nicosmic21.blog.fc2.com/blog-entry-1133.html札幌にいながらにして最先端の技術を学べる機会を設けてくださったカイロンさんに感謝です!
◆占術スクールカイロン:
http://www.chiron-school.com/